読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

副業・起業・節約・投資・マネー・法律・ビジネスの裏技ブログ

AFP&経営法務コンサルタントが実践的な副業・起業・節約・投資・マネー・法律・ビジネスの情報を発信していきます。

「決済手段の選び方。 決済手段と利益率との関係は?! 決済方法と資金繰りとの関係は?!」

起業・ビジネス

f:id:turutaka2015:20170208172000j:plain

「決済手段によって、利益率は大きく異なる」

 

以前、こんなことがありました。

 

目先の売上しか考えてこない経営幹部たちは、なんと!基本事項である「決済手段」と「利益率」の関係性すら理解していませんでした・・・

 

 

①現金払い

 

②外部の信販会社の分割払い

 

③自社での分割払い(自社割賦)

 

④クレジットカード決済

 

Ex.商品「通信教育講座」(通信販売)・価格40万(原価・その他コストは考慮せず)

 

A.最終利益ベース

キャッシュ

コスト

最終利息収入

最終売上

最終利益

③自社割賦※1

5

0

15

55

55

①現金

40

0

0

40

40

信販※1・3

40

0

0

40

40

④クレカ※2

38

-2

0

38

38

※1:36回払・金利15%

       

※2:決済手数料5%

         

※3:信販利益15

         
           

B.キャッシュベース

キャッシュ

コスト

最終利息収入

最終売上

最終利益

①現金

40

0

0

40

40

信販

40

0

0

40

40

④クレカ

38

-2

0

38

38

③自社割賦

5

0

15

55

55

           

という順位になります。

 

利益追求なら③自社割賦で!

 

キャッシュフロー重視なら、①現金払いか②外部信販会社の利用がベストとなります。

 

 

「他にも、考慮すべきポイントがある!!」

 

うちは、資金に余裕があるから、③自社割賦で、利益をガッツリ!!

 

資金繰りが苦しいので、①現金払いか②外部信販会社の利用しよう!

 

ちょ、待てよ~!!

 

これは、会社だけの都合・目線です。

 

消費者目線が欠けてますよ!

 

 

「消費者の利便性は?どの決済手段を選ぶ?」

 

消費者にとって、もっとも、経済的に「お得」なのは、ダントツで、①現金払いになります。

 

が!

 

契約時に、多額の現金が必要になるため、経済的に余裕がある方しか利用できません。

 

その他の決済手段の場合、最終的な支払い総額は「同額」となります。

 

※それぞれの会社の利率は考慮していません。

 

となると、もっとも、手間がかからない手段を選びたいのでは?

 

ならば、お手軽に決済ができる④クレジットカード決済に軍配でしょう!!

 

ただし、クレジットカードの場合、年配の方は、拒否反応がある?!

 

クレジットカードを持てない人や決済額の上限がある方などもいますので、全員が、この決済手段を選択することも考えにくいですね。

 

利便性

契約時

最終支払額

手続き

備考

自社割賦

5

55

×

要:契約書の記入

現金

40

40

多額の現金が必要

信販

5

55

×

要:契約書の記入

クレカ※1

1~55

55

現在のトレンドか?

※1リボ払い・一括払いで異なる

     

 

「結論」

 

企業としては、単に利益・キャッシュフローから判断するのではなく、消費者の属性や商品・サービスの特徴から、幅広い選択肢を、そろえておくのがベストではないでしょうか?

 

ちなみに、この企業幹部は、クレジットカード決済オシでした!

 

もっとも、利益が少なくなることを理解もせず・・・