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協会ビジネスのビジネスモデル・運営のポイントは? 高収益ビジネスモデル?! 

http://uxlayman.hatenablog.com/entry/2017/01/26/insentens

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「協会ビジネスのビジネスモデル・仕組みとは?」

 

ぼくが過去に携わったのは、協会ビジネスのビジネスモデルを開設いたします。

 

その協会ビジネスモデル・仕組みとは、分かりやすく言いますと、

 

ひと昔前の携帯電話のビジネスモデルと酷似していました。

 

 

携帯電話を「タダ」で配って、通信料を高額に設定して回収するという例の悪徳?ビジネスモデルです。。

 

協会ビジネスのビジネスモデルでは、

 

フロントエンド商品が高額(小利益)で、バックエンド商品が少額(高利益)というモデルです。

 

金額ベースですと、「逆」ですが、利益ベースですと「同じ」になりますね。

 

 

「協会ビジネスのビジネスモデル・仕組みの内容は?!」

 

ぼくが関与した協会ビジネスですが、

 

商材:社会人向け通信教育講座(ユーキャ○とかベネッ○みたいな)

 

価格帯:30~40万

 

ターゲット:20歳女性

 

といった感じでした。

 

実際の流れは、こんな感じです。

 

①〇〇セラピスト養成講座を始める

 

②〇〇セラピスト3級資格(民間資格)を作る

 

③合格した者には、さらに上級講座を勧める

 

※〇〇セラピスト2級資格・〇〇セラピスト1級資格(民間資格)と

 

④〇〇セラピスト2級資格に合格すると〇〇セラピスト協会の入会資格を得られる

 

⑤〇〇セラピスト協会へ入会する(初回入会金・毎年、年会費を支払う)

 

⑥入会特典:〇〇セラピーの最新内容のセミナー等の開催(その都度課金)

 

 

「資格を取得し、協会に入会した後の生徒さんの流れは?」

 

⑦〇〇セラピストのサロン・ショップを開業する

 

※開業の相談・フォロー・〇〇セラピスト協会会員と名乗れる

 

 

⑧〇〇セラピスト養成スクールを開校する

 

※開校の相談・フォロー・〇〇セラピスト協会会員と名乗れる

 

「〇〇セラピストアカデミー」を開校して、①~③を運営

 

「〇〇セラピスト協会」を立ち上げ、④~⑥を運営

 

 

「お客(費用)から見た「協会ビジネスモデル・仕組み」?!」

 

お客(生徒と言います)からすると、どの段階で、どのように支払いをするのでしょうか?

 

協会からすると、「課金モデル」ですね。

 

①〇〇セラピスト3級養成講座:30万円

 

②〇〇セラピスト3級資格(民間資格)の受験料:1万円

 

③〇〇セラピスト2級講座+資格:15万+1万=16万

 

④〇〇セラピスト1級講座+資格:10万+1万=11万

 

⑤〇〇セラピスト協会へ入会する(初回入会金・年会費):入会金3万+年会費1万=4万

 

このお客さんが、フルコースで資格を取得+⑤会員を10年間継続すると、総額71万になります。

 

VIP客ですね~

 

 

「協会から見た「協会ビジネスモデル・仕組み」のマネタイズは?!」

 

協会の収入も総額71万になりますが、収益の性格・性質は異なります。

 

「〇〇セラピストアカデミー」

①~③「〇〇セラピスト3級養成講座」→フロー課金(スポット)です。

 

「〇〇セラピスト協会」

④~⑥「〇〇セラピスト3級資格」「〇〇セラピスト協会初回入会金」「セミナー」→フロー課金(スポット)です。

 

〇〇セラピスト協会の年会費→ストック型課金(継続)です。

 

フロー課金(スポット)とストック課金(継続)を、ミックスしたビジネスとなっています。

 

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの運営上のポイントは?!」

 

①組織の分離(「〇〇セラピストアカデミー」「〇〇セラピスト協会」)

 

②課金方法の分離(フロー課金とストック課金)

 

③バックエンドサービス(ストック課金)の少額化

 

①は、必ずしも絶対条件ではないと思うのですが、

 

運営者に聞くと

 

「別組織の方がいい!

 

試験を実施・合格判定する機関と、対策講座を運営する機関が同じだと、信用されない!」

 

ということなのだそうです。

 

②は、リスク管理上、可能ならば、実施したいポイントですね。

 

③は、一番の「キモ」になるかと思います。

 

 

「商売は値付けだ!!! 先人の格言」

 

この金額の値付けが、協会ビジネスの成否を決める!!と言っても過言ではないのではないでしょうか?

 

入会後、積極的に活動しない多数の会員さんに、会員を続けてもらうのが狙いです。

 

スポーツジムと同じですね。

 

会費を払った後、行かなくなり、それでも、退会されないのがビジネス的には理想ですよね。

 

コスト不要で、収入(会費)だけが入ってきます。

 

もっと、悪質?な例で言うと、携帯電話を買い替える際に、

 

「端末を無料にするために、このサービスに入っていただくことが条件です。

 

月額300円になりますが、最初の3か月は無料です。

 

そして、3か月後に退会していただければ結構です。」

 

で、安心して、サービスを申し込み、3か月を過ぎても、そのまま、スルー!

 

なんてことは、よくありませんかね?

 

ぼくは、このパターンで、1年くらい気づきませんでした・・・

 

月額300円の支払いも携帯料金に含まれているので、明細を見ないと気づきませんし、少額なので、不自然にも思いません?!

 

個人的には、この商法は、ほとんど「詐欺商法」かと思うんですが・・

 

そして、このスキームの成功のキモが会費・利用料金が高額でないこと!

 

になります。

 

高額だと、毎月の引落で気づく可能性が高くなりますね?!

 

また、協会ビジネスでは、一度退会したら、再入会するためには、再度、受験をしてもらいます!としておくのも重要なポイントになります。

 

これで、退会をすることを思い止まらせます。。

 

 

「年1万なら、そのままでもいいかな・・」と思わせることも可能となります。

 

ただし、会費が安過ぎると、ビジネス・経営が厳しくなりますね。

 

退会率と利益率をバランスの中で、ちょうどいい値付けが出来るかがポイントですね。

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みで、お客(生徒)から見たメリット・特典は?!」

 

メリットがなければ、誰も、入学・入会しませんね。

 

 

「〇〇セラピストアカデミー」のメリット・特典

 

・〇〇セラピスト検定の受験資格を得る

 

・上級講座の受講資格を得る

 

・その資格が有名・オーソライズ化されていればステータスになる

 

※Ex.就職試験にプラスになる。英検1級を持っている!!!とか。

 

・向学心を満たせる

 

 

「〇〇セラピスト協会」のメリット・特典

 

・会報誌がもらえる(最新情報)

 

・サロン・ショップの開店の相談・フォローをしてもらえる

 

・スクール開校の相談・フォローをしてもらえる

 

・就職先を紹介してもらえる

 

 

といったメリット・特典を手にすることができます。

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの運営上のコストは?!」

 

課金ポイントは分かったかと思いますが、コスト面はどうなるのでしょうか?

 

 

「〇〇セラピストアカデミー」のコスト

 

・教材費

 

※装丁をゴージャスにしたりします。

 

レジュメの紙ペラだけとかにすると、高級感が出ず、講座価格をUPできません

 

・広告費・家賃

 

・人件費

 

WEB広告を出して、WEBで申し込みを受け付けるWEB完結型の場合、どうしても、講座価格は「低額化」する傾向にあります。

 

講座の受講料が~3万円くらいまでですと、

 

・HPで概要を確認

 

・パンフレットを読む

 

・口コミを確認

 

くらいで、申込む方が多いのですが、

 

10万~100万レベルになりますと、どうしても、営業マンによるサービス説明・営業トークが必須となります。

 

やはり「高額な講座」となりますと、丁寧・詳細な説明を聞かないと申込には至らないケースが大半のようです。

 

逆に、WEB完結型の廉価・低額講座モデルにして、協会の年会費で課金・回収するモデルも「あり」かと思います。

 

 

「〇〇セラピスト協会」のコスト

 

・会報誌の発行(送付)費用

 

・広告費・家賃(どのビジネスでも必須)

 

・人件費(少人数で運営可能)

 

といったところでしょうか?

 

「協会ビジネスの利益率は?!」

 

協会ビジネスの課金・コスト面を、ご覧になり、気づきませんか?

 

そうです!!

 

「〇〇セラピストアカデミー」→高コスト

 

「〇〇セラピスト協会」→低コスト

 

なのです!!

 

 

したがって、商品・サービスの価格もこうなります。

 

「〇〇セラピストアカデミー」→高額

 

「〇〇セラピスト協会」→低額

 

 

管理人が関与していた協会ビジネス団体も、

 

スクール事業:利益率5~10%程度

 

協会ビジネス:利益率40~60%!!

 

 

ネットビジネスも腰を抜かすほどの高い利益率ですね。

 

なにせ、年に数回、会報誌(原価も安い)を発行するくらいですから・・・

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの発展・継続するためのポイントは?!」

 

何と言っても、

 

新規会員の獲得!!

 

既存会員の流出阻止!

 

に尽きます。

 

 

ぼくが関与した協会は、どちらも、右肩下がりの青色吐息状態でしたが・・・

 

でも、過去のストック分がたっぷりあるので、まだ、当分の間は、大幅な黒字が見込めます。

 

また、最近では、組織を「一般社団法人」にしてブランディング化・イメージアップ化(公益事業と誤解させる)をするケースも多いようです。

 

 

「まとめ」

 

・協会ビジネスは、大きく儲けられる可能性はある

 

・出尽くし感があるので、新規・ニッチな商材を見つけられるかが「ポイント」

 

・会員化するなど、ストック課金できるとビジネスが安定する

 

 

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