企業法務・マネー・お得情報研究所

経営法務コンサルタント・AFP・元法務部員がマネー・お得ネタ・企業法務の情報を発信します。

ドケチ経営の王者! 横井英樹!! 横井英樹の狂気の経営感覚!! ドケチ経営の失敗例

http://uxlayman.hatenablog.com/entry/2017/01/26/insentens

広告

f:id:turutaka2015:20170302173141j:plain

 

「横井英樹とは?!」

 

恥かしながら・・

 

よっこいしょーいち・・と。

 

というのは、横井庄一さんです。

 

まったくの別人です。

 

どちらの横井氏も、若い方はご存知ないでしょうね・・

 

われわれ世代でも「ホテルニュージャパン火災」の際の社長で、記者・TVの前で蝶ネクタイをしているおじさんというイメージくらいです。。

 

本来は、もっとダークな人です。

 

彼を有名にしたのは、白木屋(デパート)の「乗っ取り」のようです。

 

その後も 「乗っ取り屋」として数々の案件に絡んでいきます。

 

その関連で、伝説のヤクザ「安藤昇」に襲撃され大けがを負ったりしています。。。

 

 

「ホテルニュージャパンを買収し、いよいよ実業界へ! そしてドケチ経営へ!!」

 

そんなダークな世界から、晴れて経営者として表舞台に登場したのが、ホテルニュージャパンの買収です。

ホテルニュージャパンは、都心のド真ん中・超一等地にありました。

 

千代田区永田町の赤坂見附付近です。 経営の悪化したホテルニュージャパンを買収した横井英樹は、ドケチ経営を打ち出し、見事に短期で経営を立て直します。

 

しかし、のちに、そのドケチ経営の強烈しっぺ返しを彼はくらうことになります。。。

1982年2月8日の午前3時24分に火災が発生します。

消防隊は、通報から5分で到着したにもかかわらず、死者33名・負傷者34名という大惨事になりました。 出火原因は9階に宿泊していた外国人宿泊客の寝たばこが原因でした。

火元の9階と10階を中心に9時間に渡って燃え続けました。

いくらホテルが老朽化し、今ほど、耐火性に優れていなかったとはいえ、都心の一流ホテルが、そんなに燃えるのでしょうか?!

 

 

「大惨事の原因は、ドケチ経営だった!!」

 

火事がここまでの大惨事となってしまった原因は、主に、ホテルの防火設備の不備とホテルの従業員の初期対応にあります。

 

①客室内の防火設備が・・

 

客室の壁は穴の空いたブロック塀に壁紙を貼るというお粗末なものでした・・

ブロックの穴が通気口となり、あっという間に火が燃え広がる原因に。。

しかも、保守業者に、さんざん、保守・点検・修理料金の値下げを要求し、上げの句の果てに、

 

「支払いは、現金ではなく、ホテルニュージャパンの宿泊券にして欲しい」

 

と言い出す始末に・・

 

そして、最後は、契約は解除されてしまいます・・

 

そして、新たな保守業者と契約をせずに放置します・・・

 

②客室内のスプリンクラーが・・・

火災のかなり前から、消防署から再三、スプリングを設置しろ!と言われてきたのに、「お金がない!」と拒否。

 

安全対策に関して「お金がないからムリ・・」と主張するなんて、そもそも、経営者の資格なしですね・・・

 

 

ようやく、火災の直前になり、消防署の幹部から「営業停止」をつきつけられて、しぶしぶスプリンクラーの設置に同意する始末・・

 

ただし、スプリンクラーの設置工事を始めたばかりで、全館へのスプリンクラーの設置は完了していませんでした・・

 

しかも、火災後の調査では、まったく配管していなかったことが判明。。

 

 

③加湿器が・・

 

ホテルニュージャパンにだって、全館加湿設備があります。

 

なにしろ、乾燥している2月ですから。。

 

ですが、もちろん、光熱費をケチり経費削減するため、スイッチはつけていません・・

 

当日のホテル内は、静電気が大量に発生する異常乾燥状態に。。

 

 

④火災報知器が・・

 

故障したまま放置・・

 

火災報知器がなりません・・・

 

 

⑤館内放送が・・・

 

こちらの装置も、故障されたまま放置・・・

 

館内放送もできません・・・

 

 

⑥ホテルマンが、知らせに行かない・・

 

装置がダメなら人海戦術です。

 

ですが!

 

彼らホテルニュージャパンのホテルマンたちが取った行動は・・・

 

各部屋をまわり、小声でコソコソと避難を呼びかけるだけ・・・

 

なぜなら、もし、ボヤ程度に終わった場合、後日、社長の横井英樹から、騒ぎを大きくしたことを叱責・責任追及されるので、それを恐れたと・・・

 

 

 

⑦ホテルマンの初期消火が・・

 

なんと、ホテルマンたちは、最新の消化設備の使い方が分からなかったのです・・

 

なぜなら、使い方の研修を受ける時間を与えられていなかったから。。

 

もちろん、避難訓練の研修も受けていません・・・

 

それは、ドケチ経営によるリストラで、従業員の数を1/3に減らしたのが原因です。

 

従業員は1人で、何役もこなさせられ、とても、避難訓練・防火研修までは、手が回らずと・・・

 

 

⑧防火扉が・・

 

豪華な絨毯を床に敷いていたせいで、防火扉が閉まりません・・

 

 

「ドケチ王VS小銭王」

 

このように、ドケチ王は、安全対策・従業員に対しての投資・費用は徹底してケチっていました。

 

半面、お客の目にとまる装飾品等には、ふんだんにお金を使っていました。

 

ココまでくると、ケチで失職した舛添要一元都知事のケチぶりなんかかわいく見えてきますね。

 

小銭をガメてるだけですから。

 

同じホテルを舞台にしていても、こっちは、「ホテル三日月」に家族を呼んで、支払いを東京都に回しているだけですし。。

 

 

ホテルニュージャパンの火災に戻ります。

 

普通のホテルなら、寝タバコの家事なんて、ボヤですよね。

 

それが、死者30数人の大惨事にしてしまうというドケチ経営のなれの果て・・・

 

利用者も、ここまで安全対策・人命軽視のドケチホテルとわかっていたら、利用しませんよね。。

 

インターネット・SNSがない時代の悲劇でしょうか。。

 

 

「ホテルニュージャパン火災後のドケチ社長の言動は?」

 

いつぞや、雪印乳業の社長が「寝れないんだ!」とキレて、バッシングを受けましたよね。

 

もちろん、われらが横井英樹は、こんな小物とはスケールが違います。。

 

 

消防隊が消火活動中なのに、

 

「本日は早朝よりお集まり頂きありがとうございます」

と拡声器であいさつしています。。。

 

報道陣に対しては、

「被害が9、10階で済んだのは不幸中の幸いでした」 「悪いのは全て火元となった宿泊客です」

さらには、救助の際、消防士に、口止め料を持ちかけ、追い返される!

火災中には、従業員たちに 「高級家具だけでも持ち出せ」 と指示。

 

 

「ドケチ社長の末路は?」

 

この世紀の大ドケチ社長「横井英樹」は、最高裁で「業務上過失致死傷罪」で禁錮3年の実刑判決が確定し塀の中へ。

 

「業務上過失致死傷罪」での実刑判決としては、かなり重いと言えるでしょうね。

 

 

ただ、彼の行ってきた数々の安全性軽視・人命軽視の経営方針・行動は、「過失罪」では納得できませんね。。

 

「未必の故意」を認定して「殺人罪」で立件し、死刑にしてほしかったです。。

 

きっと、杉下右京だったら、やってくれたはず・・・

 

 

「まとめ」

 

・ドケチ経営を突き進めると、最終的な結末は無残!?

 

・いずれは、破たんする経営方針か?!

 

 

mocha-afp.hatenablog.com